サンティ・ディミートリ
1600年半ばから続くヴァッローネ家は、121ヘクタールの古くからある家族経営の農場を持ち、1996年にサンティ・ディミートリを設立しました。60ヘクタールがワイン畑、18ヘクタールがオリーブ畑、34ヘクタールが農産物、その他が樫の木の森となっています。伝統的な栽培方法を実践し、豊かな自然のめぐみを生産物に反映する造り手です。
ビオロジックなどの規定にこだわらないので有機の認定は受けていませんが、古くからの栽培方法を自然体で実践しているので、少しでも農薬を使うと育たないデリケートな雑草も畑の中に共存しています。畑の脇に害虫をブドウから遠ざけるため、虫の付きやすいバラを植えるなど、できるだけ自然な形で畑を造るという信念が様々な工夫となって随所にあらわれています。